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療育とは

療育とは

厚生労働省は、「療育とは、障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。」と定義しています。

療育の目的は、子どもの発達を促し、日常生活や社会生活を円滑に過ごせるようにすることです。将来的に社会的に自立した生活を送れるよう、特性に合わせてさまざまな方法で支援します。

当院では、障害の有無に問わず、一人一人の子どもがすこやかに過ごせるように、本人やその周囲の環境に、アプローチしていきます。

 

応用行動分析(ABA)とは

応用行動分析(ABA)とは、人の行動を理解するために用いられる理論や技法です。

行動とは、「目で見て観察できるもの」、「測定できるもの(頻度や持続している時間など)」、「肯定形で表せるもの」を言います。

状態(例:寝ている、じっとしている)や受け身(例:ボールを当てられる)、気持ち(例:楽しい、悲しい)、否定形の行動(例:言わない、やらない)は、行動ではないと捉えます。

 

行動には、行動が増えたり減ったりする仕組みがあると言われています。

 

◯行動が増える仕組み

・その行動をすることによって自分がほしいものや活動が手に入る

・もともとあった嫌なことやものがなくなったりする

など、結果として、自分にとってメリットがあると、同じ状況に直面した時に、同じ行動が起きやすくなります。

そのため、その人の行動を増やす働きを持つ「良いこと(メリット)」を探していきます。

◯行動が減る仕組み

・その行動をすることで、自分にとって嫌なことがある

・もともとあった良いことがなくなる

など、結果として、自分にとってデメリットが生じると、また同じ状況があった時に同じ行動が起きにくくなります。嫌なことが生じるということは、誰にとっても大きなストレスとなったり、挑戦するための意欲をなくしたりしてしまい、行動が減ることにつながるでしょう。

 

応用行動分析は、教室の中や子育ての中で使われることも多いです。

 

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